So, what I love,
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Scientific taste Apr-03-2001

 最近ぼつぼつと科学系の本をむさぼり読んでます.たった今も「僕らは星のかけら」という本を読みおわったところ.私達のからだを作る原子とはどんなもので,どこでどのように生またのか?その答を探求してきた科学の足跡を見事にまとめた本でした.いや,なかなか良かったです.お薦め.

 先月はロシアの宇宙ステーション・ミールの落下に先立ち「ドラゴン・フライ〜ミール宇宙ステーション悪夢の真実」を一気に読破しました.もっともこれは科学というよりはノンフィクション政治/人間ドラマとするのが適当ですが,これも評価に違わず面白かったです.ちょっと登場人物が多くて名前を覚えるのが大変でしたケド.

 ミールといえば,去る3月23に無事南太平洋に着水しましたが,ニュースで漏れ聞いてはいたものの,やはり困難なミッションだったようですね.さらに,ミールの前身であるサリュートの大気圏突入は大失敗に終わっていた(南米に落下)というのをその後に知りました.どうりでマスコミが大騒ぎしてたわけだ.「ドラゴン・フライ」でもミールの瀕死の状況とかロシアの強引さは散々書かれていましたが,しかし逆に「帳尻だけは何とか合わせるロシア」という印象もあったので,私はミールが日本に落下することは100%有り得ないだろうと信じていましたし,危険性だけを声高に伝えるマスコミ(とそれに流される近親者)にはちょっと辟易していました.「心配するのもいいけど,宇宙開発史に燦然と輝く(最後はボロボロになっていたとはいえ)ミールが消えてなくなってしまうことを一緒に残念がってくれる人はいないのか?」って感じ.そんなこんなで,落下後にすかさずNHK-BS1で「ミール落下」という特番が放送されたのは嬉しかったですね.さすがNHK.受信料取るだけの仕事はきっちりしてくれます(個人的意見).おかげで「ドラゴン・フライ」である意味主役のロシア人宇宙飛行士ツィブリエフ/ラズトキン両氏の肉声も聞けたし.

 あ,そうそう,落下する数日前に夕暮れの空を飛ぶミールを見ましたよ.情報センターで位置予報が出ていたので,会社の屋上でひとり観察しました.もともと軌道が低いので速い速い.北東から出現して南→東と移動して地平の霞に消えていくまで5分もかからない.いやぁロケットってステーションなり衛星なりをあんなに高速な領域に持っていけるんですねぇ.人類の技術力はすごいもんだ.


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